国宝仁王門と聖徳太子建立の光明寺が綾部の里山を見下ろす天空の寺院 |周辺の案内|綾部の料亭ゆう月
- 2019年07月11日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:近隣のオススメスポット
今回はゆう月の周辺の案内として、
京都府北部唯一の国宝建造物「仁王門」を有する
綾部市睦寄町の君尾山の山頂近くに佇む、
「光明寺」についてご紹介します。
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まずは、聖徳太子、明智光秀など
それぞれの時代の主役が名前を連ねる
その歴史から
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聖徳太子により建立、明智光秀に攻め込まれた丹波大寺院
西暦599年、推古天皇7年、聖徳太子(厩戸皇子)により
君尾山のこの地に建立されたと言われている光明寺、
その後西暦900年頃、
醍醐天皇の時代に空海の弟子である理源大師が
真言の道場を開いて再興し、
以降真言宗醍醐派の寺院として栄えました。
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平安末期から鎌倉時代に向けて繁栄を極めた光明寺は、
君尾山一帯に坊舎72坊を有する大寺院となり、
西暦1248年に金剛力士像をが立つ仁王門も完成しました。
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しかし、
戦国時代に入ると何度も戦火の動乱に巻き込まれ、
西暦1527年、
領地争いによる兵火で本堂をはじめとする領地が全焼しました。
その後、上羽丹波守により再建されましたが、
またまた、
西暦1574年、
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の主役、
三日天下としても名が知れ、
頭の切れる名武将としても有名な明智光秀によって
焼失されることとなります。
丹波の国を治めた明智光秀ですが、
そのために丹波攻めを行なった際に光明寺を攻め
光秀により戦火で焼失させられたと
伝えられています。
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これらの戦火の中でも仁王門だけが戦火を免れ、
建立およそ800年のその姿を現在に残しています。
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現在の本堂は西暦1836年、天保7年に再建され現在に至ります。
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修復を重ね悠然たる朱の姿を現在に残す 国宝 仁王門
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今から70年ほど昔、
経年の劣化により門全体は歪み、
添え木で支えられた状態で倒壊寸前、
そこで昭和25年から3年かけて大修復作業が行われました。
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門全体を一度解体、
金剛力士像も運び出すといった大作業だったようです。
この修復作業の際、
柱に書かれた墨書きが発見され、
これにより仁王門の建築年代が初めて判明したようです。
この発見が元となって修復完了後の昭和29年3月20日、
京都府北部としては唯一の国宝建築物に指定されました。
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その後、平成28年から30年にかけて再度修復が行われ、
現在、建立当時の色鮮やかな朱色の仁王門を見ることができます。
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四季を感じる紅葉とシャガの花が参道に
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仁王門から本堂へと続く参道は舗装などのされていない山道で、
山の中にあるこの参道には紅葉が多く、
初夏には新緑が眩しく、
秋には一体の紅葉が赤く染まります。
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仁王門の少し下と本堂のそばの2ヶ所まで
車で行くことができ歴史建造物とともに紅葉狩りを
お楽しみいただけます。
また、5月のゴールデンウィーク頃には、
近くの老富地区に群生地があり注目されている
シャガの花も本堂のそばや、
仁王門と本堂の間の参道にも点在し
白くかわいらしい花を楽しむことができます。
その他にも山の中特有の山野草や野鳥をいつでも体験でき、
おかえりの際には麓にあやべ温泉もあるので
綾部にお越しの方にはぜひオススメするスポットです。
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施設情報
施設名 |
君尾山 光明寺 真言宗醍醐派 |
住所 |
京都府綾部市睦寄町君尾1-1 |
電話 |
0773-55-0550 |
サイト |
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拝観時間 |
規定なし(内拝は要予約) |
拝観料 |
無料 |
駐車場 |
あり(冬季侵入不可の場合あり) |
備考 |
GWにはシャガの花 秋には紅葉もオススメです |