秋の味覚の王様 松茸。丹波の里山で秋を食べる松茸会席|綾部の料亭ゆう月
- 2018年10月04日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:料理
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里の恵みは柿や栗、さつまいも、・・・
海ではサンマやサバなど青魚が旬を迎え脂がのり、
日本料理にとって
持て余すほどの食材が旬を迎えます。
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その中でもやっぱり食べたい食材・・・
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松茸でしょう。
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一昔前にはたくさん採れた松茸も現在は希少な存在に、
私も子供の頃には秋になると当たり前のように
晩御飯で丹波松茸を食べたものです。
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ゆう月のある綾部市も含む丹波地方は
国産松茸の中でも最高級クラス、丹波松茸として
全国でも知られていることと思います。
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この地方で採れた松茸はすぐさま京都の中央市場や築地市場へ送られたり、
とある噂では、京都のお店が直接買い付けに来て高値で売れていく、
などの話もあります。
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私どもゆう月では取引のある地元の青果店と常に連絡を取り
可能であれば国産の松茸を使用し、
会席料理の予算に会わなければ外国産の松茸を仕入れて
松茸料理をご用意しています。
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現在、市場に出回っている外国産松茸は、
中国産、韓国産、アメリカ産、カナダ産、モロッコ産、最近ではブータン産なども、
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中国産や韓国産は日本と同じマツ林に自生しているため日本のものに近く
外国産を使用する場合はこれらを主に使用します。
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最近、同じ料理人の先輩から、
ブータン産の松茸が香りも食感も良く、
自身のお店でも使用しているとの話を聞いたため、
私どもでも仕入れ試してみたりもしています。
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国産松茸が大変希少になっている今、
ご予算にあう中でお客様に満足していただけるよう創意工夫を重ねて
お料理をご用意しています。
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代金がいくらかかってもいい、だから国産の松茸を食べたい。
とお思いのお客様のご希望にも沿ってご用意しますので、
是非お問い合わせください。
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松茸料理の会席は2コースご用意しています
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■ 松茸会席 13,000円(消費税・サービス料込)
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松茸料理の代表「土瓶蒸し」「焼き松茸」「松茸ご飯」をメインに季節の料理を加えて献立を組んだコースで、比較的リーズナブルに松茸の香りを楽しむことのできるコースです。
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■ 松茸づくし会席 29,000円(消費税・サービス料込)
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「土瓶蒸し」「焼き松茸」「松茸ご飯」はもちろん、前菜からお造り、蒸し物、油物など、デザートを除く全料理に松茸をふんだんに使って松茸を堪能できる会席料理です。
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季節の会席料理に追加で注文できる予約用単品メニューもご用意しています
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■ 松茸と秋鱧の土瓶蒸し 2,000円(消費税・サービス料込)
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相性のいい松茸と鱧を土瓶に入れて蒸し引き立てあったお出汁をお楽しみいただきます
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■ 松茸ご飯 800円(消費税・サービス料込)
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予定のご飯と変更して土鍋で炊き上げた松茸ご飯をご用意します
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松茸料理をご紹介します
煮物碗 「松茸と秋鱧の土瓶蒸し」
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秋の出会い物の松茸と鱧、その相性の良さを損なわないようにシンプルに仕上げた土瓶蒸しです。余分なものを極力排除し具材はあと銀杏とみつばのみ、松茸の香りとそれを引き立てコクをプラスする鱧のお出汁をご堪能ください。
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焼き物 「松茸の備長炭焼き」
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仕入れた松茸の中でも特に形の良いものを素材のままにご提供、お客様のお席で備長炭のコンロで焼いてお召し上がりいただきます。自家製のポン酢、ヒマラヤの岩塩、すだちなどを添え様々な味わいが楽しめるのもこのお料理の特徴です。丹波牛と万願寺甘とうといった京都食材も添え、合わせてどうそ。
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御飯 「松茸御飯」
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松茸料理の定番中の定番。香り食感の良い松茸をたっぷり入れ炊き上げます。お米ももちろんゆう月こだわりの京都米コシヒカリ100%、1枚の田んぼでとれた純粋なお米を収穫後農家で低温貯蔵して管理しているお米です。もちろんその年の新米を使ってご用意します。