蓮ヶ峯農場［京都府綾部市］

小さないのちが、いのちとして尊重される

蓮ヶ峯農場さんは京都府綾部市の「上林」と呼ばれる自然豊かな地域で「鶏にとっての健康な暮らし」「食べものへのこだわり」「新鮮な水」を元に鶏を飼う農場です。通常よりもゆったりとした鶏舎で純国産鶏のもみじを平飼い、鶏が食べるものはできるだけ地元のお米など遺伝子組み換えでないものを独自で配合し、裏山の湧き水を引いていのちを育んでいます。

命の種を守っていく平飼い純国産鶏

国内の95%以上が外国鶏と言われているなか、創業当時より約30年間純国産鶏「もみじ」にこだわってきておられます。農家として生産性を重視しつつも、いのちと関わる農家だからこそ飼育技術を極め、鶏たちのためのより良い環境づくりを目指している農場です。

鶏を尊重した暮らし方

蓮ヶ峯農場の鶏は一般的な平飼いよりもゆったりとした鶏舎で本来の習性や本能のままに暮らしています。「心身ともに健康であること」を大切にされているからこそです。

羽についた虫や汚れを落とす、足で穴を掘る、朝日に向かって羽を広げ日光浴する、人間の効率ではなく、そんな鶏の習性にあった環境作りを大切にしています。

100%在来種の地鶏「奥丹波黒峯シャモ」

国内の地鶏は鶏全体の約2%、100%在来種の地鶏はこのうちのごく僅か、本当に希少な恵みが「奥丹波黒峯シャモ」です。生産性の高い一般的な若鶏に対して、地鶏には飼育密度や飼育日数などに一定の基準があり、その基準よりもさらに日数をかけ広々とした空間で飼育しています。

鶏らしく生き生きと成長したからこそ、コクがあり上質で歯応え抜群の肉質になります。

農場主 峰地幹介さん

蓮ヶ峯農場を運営しプロの生産者として未来に、子どもたちにつなげられる農業の形を体現されている峰地幹介さんです。

誰よりも鶏のことを知り、健康で生命感いっぱいの鶏を育て、生産性を高める中で、我々消費者が食べることで身体を壊すのではなく、身体を助けてくれるものになる、そんな畜産業を追求されています。

＞ 峰地さんの想いをご覧ください

施設情報

地 図