鮎|Ayu・Sweetfish
鮎はその特色から多くの別名を持ち、古くは一年しか生きないことに由来する「年魚」 鮎自身が特有の香りを持つことから呼ばれる「香魚」 細かい鱗を持つ外観から「細鱗魚」などと呼ばれ、昔から人々に親しまれています。
また、俳句の世界でも季節により呼び名を変え、四季折々の季語として使われていることを考えると、鮎は古くから、人々の暮らしとその季節感の中に定着した魚であったのでしょう。
そんな日本人になじみの深い鮎を当店でも7月と8月の夏季限定メニューとしてお出ししております。
詳細は鮎料理のページをご覧ください。
鱧(はも)|Pike conger
鱧は夏の京料理には欠かすことのできない食材で、祇園祭りの頃が旬の最盛期です。椀種から湯引き、焼き物、天ぷらなど調理法も様々で、京の板前は鱧を調理できて一人前といわれるくらい技術を必要とします。
その代表が骨切りという工程で、小骨が多いため、開いた身に細かく切り込みを入れていくのですが、3cmの間に25回包丁を入れますので、ほぼ1mm間隔で切り込みます。これが非常に難しいのですが、こうして丁寧に下処理された鱧は小骨も気にならず、身はしっとりとし、淡い味わいを感じることができます。
また夏の食材として知られるハモですが、秋には名残り鱧と呼ばれ10月頃まで重宝されます。特に松茸との相性がよく、秋の出会い物として、土瓶蒸しなどに調理されます。
京野菜(賀茂茄子 万願寺甘とう)|Kyoto vegetables
[ 賀茂茄子 ]
言わずと知れた夏の京野菜の代表で、京都市北区の加茂地区で栽培されたことからこの名がついた丸ナスです。
肉質が柔らかく身がぎっしり詰まっていることから煮崩れがすくないことが特徴です。
[ 万願寺甘とう]
ゆう月のある綾部、京都北部では最も有名な京野菜が万願寺ではないでしょうか。
綾部と隣接する舞鶴市の万願寺地区で誕生したことからこの名が付いています。大正時代に京都の伏見甘長唐辛子と外国のカリフォルニアワンダーという種の交雑種として作られました。
唐辛子の種類の中でも最も大きく、肉厚で種が少ないので食べやすく、甘味があって美味しい食材です。
ゆう月でも夏場、天ぷらや煮びたし、また夏季限定のビアガーデンではBBQスタイルでお楽しみいただけます。
黒豆の枝豆|Black edamame
綾部市も含む丹波地域、京都府と兵庫県にまたがる広い地域ですが、
そのほとんどを占めるのが山と里、田園風景です。
そんな自然豊かな地域の特産の一つが黒豆です。
普通の枝豆が大豆を熟さないうちにサヤのまま収穫したものに対し、
黒豆の熟していないものをサヤのまま収穫したものが黒豆の枝豆です。
粒が大きくコクのある旨味が強いため食べても美味しく、
血液をサラサラにするポリフェノールの一種アントシアニンを含み
体にいいヘルシーフードとしても知られています。
サザエ|Turban shell
綾部市夏のバーベキューなどに重宝する巻貝で、
暖かい海域を好み太平洋は外房まで、日本海では秋田県ぐらいまでの
近海に分布していると言われています。
ゆう月でも夏季限定のビアガーデンでは
直火焼きセット 彩 6,000円でご用意し壷焼きにして
お召し上がりいただきます。
会席料理でも、ご予算に応じて
お刺身や焼き物、酢物で
お召し上がりいただけます。