お盆の家族の集まりに京野菜の賀茂茄子や万願寺を使った暑い夏に涼をもたらす会席料理 | 綾部の料亭 ゆう月
- 2019年07月12日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:料理
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暑い夏にもついつい箸が進む涼しげな会席料理をご用意します。
少しずつゆっくり召し上がっていただく会席料理は
こんな時期にもぴったりなんではないでしょうか。
味わい豊かな合鴨と夏野菜をゼリー寄せにして
見た目にも味わいでも涼しくなるような
先附けから始まり、
さっぱりとした食べやすいお料理を用意しています。
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その一方で、
南丹市日吉町で育まれた京丹波高原豚のバラ肉を
手間を惜しまず調理して柔らかく仕上げた
角煮に温泉たまごを添えて
食べ応えのあるお料理もご用意しています。–
完全個室や半個室で家族のプライベート空間をご用意します
夏はお祭りやお盆など家族や地域で集まる機会が多くなります。
遠方から綾部や福知山、舞鶴に帰省して
おじいちゃんおばあちゃんから小さなお子様まで一同に会する機会に
ゆう月でご家族だけのプライベート空間をご提供します。
お座敷、個室を完備し、テーブル席も1スペースに1組限定の半個室空間でお食事をしていただけます。
お子様・赤ちゃんがいても安心の設備を整えております。
赤ちゃんがいるご家族にも安心してゆっくりお食事いただけるように
赤ちゃんを寝かせておくことのできる
ベビーラックをご用意しています。
お客様のかけがえのないお時間のお手伝いをいたします。
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会席料理を動画で紹介
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御献立
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–先付 合鴨と夏野菜のゼリー寄せ
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合鴨の胸肉はゆう月特製のたれにつけて蒸し上げることで柔らかく、しっかりとした味わいをつけます。冬瓜、小芋、オクラ、山桃はそれぞれ味を含ませて炊き、鴨と盛り合わせてカツオ昆布の出汁でゼリー寄せにしてご提供します。
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煮物椀 翡翠茄子と胡麻豆腐の白味噌仕立て
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胡麻と葛粉をしっかりと練った胡麻豆腐を椀種に京都の西京味噌でお椀をご用意します。ナスの皮を剥いて涼しげな翡翠色にし胡麻豆腐の上に添えて季節感を演出しました。
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向附 真鯛の昆布締め焼き霜造り 鮪の角造り
帆立貝柱の炙り 芽物一式
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真鯛は皮を炙って昆布締めにして熟成させ味わい深い一品に仕上げます。マグロは厚みをもたせ味わい豊かに、貝柱は表面を炙ってすだちを挟み爽やかに仕上げます。
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–焼八寸 鰆の塩焼き 万願寺ソース 酢取り茗荷 川エビの唐揚げ
穴子の八幡巻き もずく酢 黒豆の枝豆
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脂ののった鰆を塩焼きにし万願寺甘とうをオリーブオイルで炒めてピューレにしたソースを添えてお召し上がりいただきます。あしらいには穴子でごぼうを巻いた八幡巻き、もずく、川海老、黒豆の枝豆など旬のお料理を白い涼しげなお皿の上に組み合わせました。夏だからこその一皿をどうぞ。
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焚合 京丹波高原豚の角煮 鼈甲餡掛け 温度卵添え
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京都 日吉産の京丹波高原豚のバラ肉はじっくり煮込むことで柔らかくなり、余分な脂をぬいてあっさりとした味わいです。温泉玉子と季節の野菜を添え角煮の煮汁に葛粉を加えとろみをつけてご提供します。
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油物 叩き海老と賀茂茄子の博多揚げ ヒマラヤ岩塩
蓮根煎餅 厚切おおぎ丸十 青唐
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スライスした賀茂茄子で荒く叩いたエビをたっぷり挟み、じっくり時間をかけて揚げます。それにより衣はサクサク、中のエビは蒸されてしっとり、味わい豊かに仕上がります。
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–酢物 焼き目鱧の蓴菜とろろ添え 土佐酢掛け
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旬の鱧を丁寧に骨切りし皮面をじっくり、骨切り面をさっと炙り、落としにすることで香ばしさと優しい口当たりを感じていただけます。酢を買う加えた山芋とろろTO蓴菜を添えてご提供します。
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留椀 八丁味噌仕立て
ご飯 穴子と牛蒡の炊き込み御飯
香の物 三種盛り合わせ
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煮込んだ穴子とささがきゴボウを入れて鰹昆布の出汁で炊き込みます。穴子の味わいとゴボウの素朴な旨味が上林産の京都米と三位一体の美味しさを仕上げます。
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水菓子
黒豆と和三盆のゆう月ロール
季節の果物添え 柑橘ジュレ
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ゆう月の定番ロールケーキは魚沼産コシヒカリの米粉と和三盆糖を使って生地を作ります。黒蜜のコクとほのかに香るラム酒の香りが上品な仕上がりです。
国宝仁王門と聖徳太子建立の光明寺が綾部の里山を見下ろす天空の寺院 |周辺の案内|綾部の料亭ゆう月
- 2019年07月11日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:近隣のオススメスポット
今回はゆう月の周辺の案内として、
京都府北部唯一の国宝建造物「仁王門」を有する
綾部市睦寄町の君尾山の山頂近くに佇む、
「光明寺」についてご紹介します。
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まずは、聖徳太子、明智光秀など
それぞれの時代の主役が名前を連ねる
その歴史から
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聖徳太子により建立、明智光秀に攻め込まれた丹波大寺院
西暦599年、推古天皇7年、聖徳太子(厩戸皇子)により
君尾山のこの地に建立されたと言われている光明寺、
その後西暦900年頃、
醍醐天皇の時代に空海の弟子である理源大師が
真言の道場を開いて再興し、
以降真言宗醍醐派の寺院として栄えました。
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平安末期から鎌倉時代に向けて繁栄を極めた光明寺は、
君尾山一帯に坊舎72坊を有する大寺院となり、
西暦1248年に金剛力士像をが立つ仁王門も完成しました。
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しかし、
戦国時代に入ると何度も戦火の動乱に巻き込まれ、
西暦1527年、
領地争いによる兵火で本堂をはじめとする領地が全焼しました。
その後、上羽丹波守により再建されましたが、
またまた、
西暦1574年、
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の主役、
三日天下としても名が知れ、
頭の切れる名武将としても有名な明智光秀によって
焼失されることとなります。
丹波の国を治めた明智光秀ですが、
そのために丹波攻めを行なった際に光明寺を攻め
光秀により戦火で焼失させられたと
伝えられています。
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これらの戦火の中でも仁王門だけが戦火を免れ、
建立およそ800年のその姿を現在に残しています。
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現在の本堂は西暦1836年、天保7年に再建され現在に至ります。
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修復を重ね悠然たる朱の姿を現在に残す 国宝 仁王門
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今から70年ほど昔、
経年の劣化により門全体は歪み、
添え木で支えられた状態で倒壊寸前、
そこで昭和25年から3年かけて大修復作業が行われました。
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門全体を一度解体、
金剛力士像も運び出すといった大作業だったようです。
この修復作業の際、
柱に書かれた墨書きが発見され、
これにより仁王門の建築年代が初めて判明したようです。
この発見が元となって修復完了後の昭和29年3月20日、
京都府北部としては唯一の国宝建築物に指定されました。
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その後、平成28年から30年にかけて再度修復が行われ、
現在、建立当時の色鮮やかな朱色の仁王門を見ることができます。
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四季を感じる紅葉とシャガの花が参道に
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仁王門から本堂へと続く参道は舗装などのされていない山道で、
山の中にあるこの参道には紅葉が多く、
初夏には新緑が眩しく、
秋には一体の紅葉が赤く染まります。
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仁王門の少し下と本堂のそばの2ヶ所まで
車で行くことができ歴史建造物とともに紅葉狩りを
お楽しみいただけます。
また、5月のゴールデンウィーク頃には、
近くの老富地区に群生地があり注目されている
シャガの花も本堂のそばや、
仁王門と本堂の間の参道にも点在し
白くかわいらしい花を楽しむことができます。
その他にも山の中特有の山野草や野鳥をいつでも体験でき、
おかえりの際には麓にあやべ温泉もあるので
綾部にお越しの方にはぜひオススメするスポットです。
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施設情報
施設名 |
君尾山 光明寺 真言宗醍醐派 |
住所 |
京都府綾部市睦寄町君尾1-1 |
電話 |
0773-55-0550 |
サイト |
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拝観時間 |
規定なし(内拝は要予約) |
拝観料 |
無料 |
駐車場 |
あり(冬季侵入不可の場合あり) |
備考 |
GWにはシャガの花 秋には紅葉もオススメです |