新年会や節分の季節、雪が降り白く染まった庭園は幻想的で水墨画のような風景を作り出します|綾部の料亭ゆう月
- 2018年01月31日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:庭園
春には桜、夏には蛍や深緑、秋は紅葉、
1年を通して異なった表情を見せる庭園の冬の顔は
言うまでもなく、
雪を纏った表情でしょう。
そんな雪化粧の庭園を撮影しました。
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山に降り積もった雪を借景にした水墨画のような景色
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池が鏡となって店と庭の木々を映し出す景色
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窓に映る庭園の雪化粧
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大きな絵画の前に立っているかのような店内からの庭園
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雪が降り積もる中、力強く咲き誇る赤い椿「紅唐子」
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また夜になると暗闇の中に
輝くような庭園が姿を現します。
店内の暖かみのある灯りと雪の積もった木々を照らす
白いライトアップが対照的で
さらに美しい光景を作り出しています。
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池の水鏡は吸い込まれそうなほど深く綺麗に
木々を映し出します。
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雪深い冬の綾部 お店へは安心してご来店いただけます
関西、京都の北部に位置し丹波高地にもかかる綾部市は雪深く、
その中でもゆう月のある八田地区から東部の上林地区に向けては
標高もより高くなり
それに合わせて降雪も多くなる地域です。
福知山市や綾部市街地、舞鶴市から来店されるお客様は
次第に増える雪を見て
「えっ!この雪で店にたどり着けるの?」
と思われる方もおられます。
ゆう月をご存知の方はお分かりの通り、
我がゆう月は細い道を通って、
もうこの先は山に当たり道がなくなるという
山に囲まれた谷間にあります。
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山に当たった道は少し上へと山道が続き
歴史ある茅葺造りのお寺「岩王寺」があります。
雪が解けた頃にはそちらへも足を運んでみてはいかがでしょうか?
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ゆう月がどのような里山にあるかをお分かりいただける動画がこちらです
※紅葉シーズンにドローンで撮影した動画です
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少し脱線したので話を戻しますと、
そんな車で行くのも不安になるようなゆう月ですが、
ご安心ください!!
店の近くを走る綾部市の上杉町(綾部の運動公園や球場があるところ)から物部町まで続く
府道485号線。
その府道から店へと続く約500mの道や駐車場は雪が降ればしっかりと除雪をして
安心してお客様にご来店いただけるように整えています。
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お迎えから帰宅まで安心の無料送迎サービス
それでも他の国道や府道も含めて車で行くのは不安ということもあるでしょう。
私どもとしましても、
せっかくゆう月の料理を楽しみにしてご来店いただく時、
また、ご堪能いただき余韻を残しつつお帰りになる最中、
もしものことがあっては申し訳なく思います。
そこでぜひご利用いただきたいのが、
「無料送迎サービス」です。
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創業当初から12年行っている送迎サービスですが、
雪を理由にしてお迎えに行けない。お断りする。
といった事例は一度もありません。
どれだけ雪深い日であっても熟練のドライバーが
お客様を安全にお店までご案内しお届けします。
むしろ、近くのお店に歩いて食事に行くよりも、
暖かく安心してご飯を食べにいけますよ!
※少人数の10人乗りハイエースから団体様対応のマイクロバスまで手配いたします
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送迎利用基準も地域最高レベルと自負しています
無料送迎サービスのご利用にあたってはいくつかのお願いがありますが、
綾部市・福知山市・舞鶴市の地域で無料送迎サービスを行っている店の中では
高基準の中に入っていると思っております。
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私どもゆう月の送迎は・・・
お料理の値段にもよりますが、通常4名 5名様からお迎えに行かせていただきます。お料理のコースによっては2名様でもお伺いします。
お料理のご予約がトータルで20,000円以上になると行かせていただきますので5,000円の会席料理なら4名様から利用可能ということになります
お迎えの現地出発から1時間でゆう月へ到着できるところまでお迎えに行かせていただきます
現地からノンストップでお店までということであれば、
綾部市、福知山市、舞鶴市全域はもちろん
福井県の高浜町や京丹波町の須知、
宮津市の由良、福知山市夜久野町、
兵庫県丹波市の市島町、
までが一般道で送迎可能となります。
高速料金のお客様負担いただける場合はさらにその地域が広がりますので、
詳しくはお電話などでお問い合わせ、ご相談ください。
また複数の地点を順に経由することも可能です。
例えば、福知山駅を出発し、福知山城下、石原駅、綾部駅、桜ヶ丘団地を経由してお店まで
というようなことも可能です。
おかえりも同様で1時間以内であればご希望の場所へお届けしますので、
全員ご自宅の玄関までということも可能です。
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雪が降った時だからこそ白銀の庭園と冬の会席をゆう月で
「雪が降ったからゆう月へは行けないね!」
ではなく、
こんな時だからこそ送迎サービスをうまく利用し、
なかなか見ることのできない庭園の景色と
冬の暖かな会席料理をゆう月でご堪能ください。
お客様の特別な時間をお手伝いいたします。
新春香る冬の会席料理、寒ぶりやカキ、京野菜の海老芋、花菜が器を彩ります。| 綾部の料亭 ゆう月
- 2018年01月20日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:料理
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新春を迎え、
お料理も一新、おせち料理や冬の素材で会席料理を構成します。
魚介類はカニや寒ぶり、カキ、
野菜は京野菜の海老芋、花菜、京水菜、
そして合鴨を、
寒さが本番を迎える季節に温かなお料理をご用意します。
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前 菜
蟹と菜ノ花の黄身酢和え 菊花かぶら
真鯛の龍飛巻き 助子の旨煮
黒豆の松葉作り
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お客様が最初に目にするお料理は新春らしく厳かに仕上げました。
蟹はほろ苦さが特徴の菜の花、京野菜の「寒咲花菜」と合わせ、コクのある黄身酢で和えます。
こちらも京野菜の聖護院かぶらは細工を施して菊花かぶらに、
その他にも鯛の昆布巻きや助子(たらこ)黒豆など新年にふさわしいお料理を盛り合わせます。
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煮物椀
真鯛の唐揚げ 薄葛雪見仕立て
敷き水菜 香り柚子
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真鯛の骨つきのカマの部分を唐揚げにしシャキシャキの京水菜と合わせます。
大根おろしを溶かした鰹昆布の出汁に少し葛を加えとろりとしたお椀をご用意します。
ふたを開けると湯気とともに仕上げに添えた柚子の香りが広がります。
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向 附
昆布締め真鯛の炙り松皮仕立て 新春けん盛り
帆立貝柱の炙り酢橘博多仕立て 芽物一式
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ゆう月の定番、昆布締めの真鯛はしっかり寝かせることで旨みを引き出し昆布を加えて味わいを豊かに仕上げます。
真鯛は皮を、帆立貝柱は表面を炙って仕上げます。
大根と人参の紅白のけん、飾りのより人参、特製の割醤油、一つ一つを丁寧に仕上げた一品です。
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焼 物
寒鰤の照り焼き 雪輪蓮根 季節のあしらいを添えて
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冬の日本海の海の幸「寒ブリ」
肉厚にカットしてブリ専用の照焼きタレに漬け込んでじっくりと焼き上げます。
火加減を調整しじっくりと焼き上げることで表面を焼きすぎで硬くすることなく中までふっくらと仕上げることができます。
醤油と砂糖、ミリン、お酒を合わせブリのアラを加えて煮詰めた照焼きタレをかけながら焼くことで表面は香ばしく、しっかりとした照りと味わいに仕上がります。継ぎ足し使うこのタレはブリの脂が加わりより深い味わいになっいきます。
付け合せには「先を見通せる」として縁起物のレンコンを雪輪の形に細工して添えます。
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蒸 物
海老芋まんじゅう 蟹餡掛け
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こちらも冬の京野菜の代表「海老芋」の皮をむいてじっくり蒸しペースト状にします。銀杏と百合根を包んでまんじゅうにし潰したあられを表面にまぶして香ばしく揚げます。さらに蒸して温かくなったまんじゅうを器に盛り、蟹と菊菜を加えた出汁を葛粉で餡にして掛けます。
こちらも柚子の香り高い一品です。
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油 物
牡蠣の香り揚げ ヒマラヤ岩塩
野菜のあしらい二種を添えて
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シンプルですが非常に好評をいただいている一品です。
牡蠣を丁寧に下処理し大葉で包みます。そして天ぷらにします。
ただそれだけですが、丁寧な仕事が味わいへと変貌します。
一口目で口の中を火傷してしまうのではないかというほどの揚げ立てで、牡蠣の旨味をエキスとともに閉じ込めたままご提供します。
ぜひ火傷に注意して、揚げ立てをヒマラヤの岩塩でシンプルにお召し上がりください。
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酢乃物
炙り鰆 ちり酢のジュレを添えて
蛇腹胡瓜 菜ノ花 香り柚子
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酢の物には鰆をご用意します。薄めに切り分けた鰆を焼きすぎないようにさっと日が通る程度炙り、さらにバーナーで皮を炙って香ばしさをプラスします。
自家製ポン酢をジュレにして器に敷き、鰆・大根おろし・菜ノ花・蛇腹胡瓜を盛り付けてご提供します。
春を感じるさっぱりとした味わいです。
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御飯
留 椀 八丁味噌仕立て
御 飯 真鯛の炊き込み御飯
香乃物 三種盛り合わせ
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地元綾部の専用水田で栽培されたコシヒカリを昆布だしと真鯛の骨で炊き上げます。炊き上がりに薄りした熟成の鯛の身を入れて蒸らすことで鯛に程よく火が通りふっくらとした柔らかい鯛めしに仕上がります。
八丁味噌と西京味噌の合わせ味噌の味噌汁、山椒が効いた大根のしょうゆ漬けなどと合わせてご提供します。
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水菓子
黒豆と和三盆のゆう月ロール
季節の果物添え 柑橘シュレ
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「お土産に売っていませんか?」とも言っていただく自家製ロールケーキです。
残念ながら単体での販売はしておらず、会席料理のデザートとしての身のご提供となります。
生地には和三盆と魚沼産コシヒカリの米粉を使用して焼き上げ、黒豆とクレームシャンティを巻いた一品です。
上品にほのかなラム酒が香ります。
椿会席のページはこちら 詳しく見る
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新年会、新春の宴会を彩るお部屋の生け花 | 綾部の料亭ゆう月
- 2018年01月13日
- 作成者:yuzuki
カテゴリー:ゆう月について
新年を迎え、玄関には門松、
掛け軸は梅のお軸に、
ご用意しました。
12月には山茶花や寒桜を生けていた生け花も
松や千両、ろう梅、南天などを
ご用意しています。
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まずお客様絵お迎える玄関にはお正月らしい
松を中心にろう梅を合わせ
花器の口元に千両を添えて来店されるお客様皆様にご覧にただきます。
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その玄関の正面廊下の壁に丸く切られた飾り棚には
同じくろう梅と庭園に花を咲かせだした
白椿をカゴに生けています。
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中央の広間には大きめの信楽焼の花器に
ボケの枝と菊の花を
存在感ある作品に仕上げました。
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二間あるお座敷にはそれぞれお部屋にあったお花を用意
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床の間のある趣あるお部屋には手つきの花器で
ボケと菊と千両を合わせてお部屋のすみにさりげなく
置きました。
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掘りごたつになっており
少し崩してカジュアルに仕立てたお部屋には
京焼きの花器にボケの枝と
ラナンキュラスをを合わせ
お部屋に合わせ崩した生け花をご用意しています。
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庭に面したお席のそばの壁にはさりげなく
庭の椿を生けてかけています。
お食事とともに庭園、お花で季節感をお届けします。